住職学

 今日の授業は住職学という授業で住職の心構えについて学びます。毎回授業の度に淡路島の御住職がわざわざ来て私たちにいろいろなお話をしてくださいます。決まって御住職が言われるお言葉は「自分というものをしっかり見つめてつくりあげる。」ということです。これは簡単な事であって実はとても難しいことだと思います。
 私は今年の授業で福祉関係の授業をとっています。福祉という言葉は幸福をとめおくという意味があると授業で習いました。相手の幸せを考えた時、その場に生かされるものは自分の経験だと思います。自分がつらい時悲しい時、いろんな人に支えられたこと、考えたこと、そして自分と向き合って出てきた答えが、相手の幸せを考えた時に何かのキーワードになると私は考えています。この授業を受けて、自分をしっかり見つめ自分をつくっていくことは難しいけれど、今の現代人(私も含めて)に必要なことなのではないのかなと思いました。